Love-powers::blog

2010/12/04 Sat

腕のあざ。

今日は長いと思います。

ワタシがこのサイトを立ち上げたときに付き合っていた「5歳年下のダァリン」と別れた後に付き合って結婚の約束をしていた相手がいました。
あまりこのサイトでいろいろ語ったりはしてなかったと思うけど。

その相手、去年あたりに出来ちゃった結婚をしたみたいです。彼にとっては二度目の結婚で、前の奥さんに子供が二人いたから、彼にとっては三人目の子供でしょう。

出会ったのはワタシが夜仕事をしていて、お客様でした。
何度か、昔書いたことあるけど、ワタシが働いていた店に入ってきた瞬間から大声で店内全員に聞こえるように「ハニィがつかないなら帰るからなー!」とか言う面倒なお客様だったが、むしろそう言ってくれることによって、他の指名客に「ちょっとウルサイからあのお客さんとこ行ってくるね」と言い訳が出来て、なおかつ、その彼は半端なく面白い人だったので、ワタシから逆指名したいくらいの人だった。

最初の頃は、まったく恋愛対象じゃなかったし、アフターも、たいした太客でもないから行かなかったりしてたw
あるとき、見たい映画がかぶったので日曜日一緒に行くことにした。
その映画は北野武の「座頭市」で、もちろんワタシの周りの女の子は誰も見たがらないしwww

当時、ワタシはスーツ営業だったので、だいたい長袖だった。
実はワタシには、右腕(二の腕から手首にかけて)に痣がある。
しかし、ワタシにとっては物心ついたときから腕にあるものなので、目の上に眉毛があるかのごとくワタシにとっては当然のことなのだが、いつも「腕どうしたの?!」と聞かれる。
毎回「生まれつき?」と答えていたが、本当に気にしていないことなのだ。

その映画を見に行った時は夏で、ワタシはノースリーブの服を着ていたので、迎えに来てくれた車の助手席に座ると右腕が彼の方を向いていた。
彼はワタシの右腕を見るなり、つかんで
当時の彼「何これ?w墨消した後?www」と面白がって聞いてきたので、普通にワタシ「あぁこれ?w生まれつき?あざみたいなもんじゃない?w」と答えた。
すると彼は真顔で「えっ!!!ごめん、全然そんなのだと思わなくて」と本気で謝ってきた。
ワタシにとっては別に謝られるようなことではないので「はぁ?別に全然謝ることじゃないしw物心ついたときからあるんだからw」と答えた。
当時の彼は「いや、俺無神経だった。本当ごめん」と、さらに謝る。
ワタシは「つーかマジ謝られる筋合いないし!こんな痣でワタシの人生に支障はないし!wむしろ体の一部だし!w」と答えた。

付き合うようになってから聞いた話だが、彼が本当にワタシに好印象を持ったのはこの時の「こんな痣でワタシの人生に支障はないし」という言葉だったそうだ。
ワタシにとっては、本当に人間に目鼻口があるかのごとく当然のようにある『痣』なのだが、彼曰く「そうゆう痣で人生に支障があると感じている人間もいるんだ」だそうだ。

価値観の違い。
その彼との結婚をやめようと思った原因はまさに価値観の違いだった。

その彼とは家がそんなに遠くなかったため、しょっちゅう泊まりに行っていた。
毎晩のように晩酌しながらお互いを語り合った。
結婚しようとお互いに思ったのは

お互いが自分のカッコ悪い過去もお互いに話すことが出来たからだった。
自分はこんな人生を送ってきた、こんな風に感じた、など、本当にたくさん語った。

付き合った期間は3ヶ月くらいだったと思う。

水時代に付き合った今も水の元彼とは7年くらい付き合ったが、お互いを語ることはあまりなかった。
ただただ、毎日一緒にいた。ただただ、楽しく、喧嘩もしたけど、ただただ過ごした。同じように3ヶ月くらいしか付き合ってなかったら、彼のことなんて全然わからなかったかもしれなかった。

でも毎日お互いの本音を語り合って、本音の意見をぶつけ合ったからこそ、別れが早かったのかもしれない。
事実、価値観が違ったので、あのまま本音をぶつけ合っていたら、時間の問題だったと思う。

多くを語らない方が人間関係は長く続くのかもしれない。

でもそれって、それでいいのだろうか?
多くを語り合って、それでも一緒にいられる相手が本当の相手なのではないのだろうか?それは、若い考えなのだろうか?多くを語らず、一緒にいる方が、幸せなのだろうか?

もちろん考え方は人それぞれ。

でも、きっと

「ワタシの人生は幸せだった」のか「ワタシの人生は失敗だった」のか
わかるのは死ぬ間際だけだろうな。

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コメント

ハニィさん、こんばんは

別れる原因の80%が【価値観の違い】だと某女性向け雑誌のアンケートに載ってました。

私も価値観の違いの衝突が原因で別れたことがあります。

私も前者で、多くを語り合って分かり合える人がいいと思うのですが

やはり「多くを語らずとも・・・知らないほうがいいことも」

という意見もあるのは否定できませんよね。

|tomo|EMAIL|URL|2010/12/06 06:44 PM|ziwdBvIM|

→tomoさん

こんばんは。

確かに、価値観の違いって大きな壁ですよね。
彼氏彼女に限らず、人間関係全てにおいて、価値観の違いは重要だと思っています。

多くを語り合うのと、語らずにいるのも
どちらが正しいということは多分なくて、それもきっと価値観なのかもしれませんね。

人間同士って、いくつになってもやっぱり難しいですね。
でも、そういったことを、こうゆう場を使って誰かと語り合えることも嬉しいことだと思っています。
そして、少しでも価値観が近いと思える相手がいることも、嬉しいことだと思っています。

|ハニィ|EMAIL|URL|2010/12/07 03:05 AM|vQNrHZV.|

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